25回生 卒業30周年に寄せて
本年は、新宿高校新25回生が卒業30周年を迎え、記念誌を発行されると聞くが、同期生一同に対し心からお祝いを申し上げたい。 卒業後30年と言えば、同期会において単に在学時代の思い出に浸るだけでなく、これまでの経験や、人生に対する豊富を語り合うことになろう。高校の同期会は、まことに楽しく、また有意義であると思う。渡辺代表幹事の話によれば、同期の結束は固く、ここ数年出席は極めてよく盛り上がっていると聞く。まことにご同慶の至りで、このような友情の絆がいつまでも続くことを期待したい。 ところで、昨今の世相をみると誠に嘆かわしい状態で、今日の日本にとって最も重要なことは、教育問題であるといっても過言ではない。この問題は単に関係者に任せておくだけでなく、社会全体で取り組むべきであると考える。同期の皆様においてもそのために何が出来るかを考えて頂きたい。 他方、新宿高校は近年における進学面での劣性を改善すべく、平成15年度から進学重視の単位制高校として再出発することとなった。同窓会においてもこの新しい門出を祝し、一層盛り上げるため、(実際の開校80周年から1年遅れて)この時期に合わせて開校80周年事業を行うこととなった。25回生におかれても、記念式典同日に祝賀パーティーを開催する旨聞いている。25回生には、自らの卒業30周年を祝すると共に、母校の今後の発展のために80周年記念事業にも協力をお願いしたい。 |