週┃刊┃ 第14号 ━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ○○■○○○○○■■○○○○○○○■○○○○ 2003.10.22発行 ┃ ■■■■■○○■○○○○■■■■■■■■■■ ┃ ○■○■○○■○○○○○■○■○■■■■○■ ┃ ■■■■■○■■■■○○○○■○○○■○○○ ┃ ○○■○○○■○■○○○○■■○■■■■■○ ┃ ■■■■■○■○■○○○■○■○■○○○■○ ┃ ○■■■○○■○■○○○○○■○■■■■■○ ┃ ■○■○■○■○■○○○○○■○■○○○■○ ┃ ○○■○○■○○■○○○○○■○■■■■■○ http://www.chouyou25.jp/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ □■ ■            連  載   T □■ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ ◆中高年の再就職事情考察  −その@ 「万が一の失業に備えて」の心構え−  D→C組  松村 秀典  MLをお読みになっている皆さんはご存知かと思われますが、かく言う私は、昨年から今年にかけて、リストラ・失業・再就職という、チョットした転機を迎え、過ごしてまいりました。 ここでは、私が体験してきたことを中心に、数回に渡って「中高年の再就職事情」を考察して行きたいと思います。 公的機関にお勤めの方には、全く関係のないお話かもしれません。又、現在既に引退している方、主婦の方々には直接関係のないお話かもしれませんが、現在私たち中高年齢層が、世間においてどのような立場に置かれているのかを、少しでも理解して頂けるきっかけになればと思い、又、不幸にして私と同じ境遇に立つことになった場合少しでもお役に立てればと思い、筆をとった次第です。  前置きが長くなってしまいましたが、中高年の再就職事情は極めて難しく厳しいということを踏まえながら、まず第一回目は、「万が一の失業に備えての心構え」から始めましょう。 長引く不況の中では、何でもありの時代になってしまっています。企業の大小には関係なく、突然のようにやって来る倒産やリストラ。今や民間企業人にとっては絶対の安心・安定などという言葉は当てはまらない時代になってしまいました。ここに居る皆さん方も、もしも平穏無事に勤められたとしても、あと10年が限界?のところに差しかかっていることを、頭の片隅にたたきこんでおきましょう。これが心構えのスタートになります。 50歳を目の前にして、今自分が企業の中でどのようなポジションに置かれているのか、判っていない人はまずいないと思います。大抵は、超エクゼクティブで経営トップとして君臨できるか、窓際への道を突き進むかのどちらかです。(ここにも二極分化の傾向が現れています。) このコラムの中では、エクゼクティブの方は対象外として話を進めていきます。(なぜならば、そういう人達には、再就職市場は開けているから、あまり心配する必要がないからです。) さて、もう先が見えて、いつリストラの対象になるかもわからない皆さん(すくなくとも我が同胞には、いないことを望みますが…)は、今からでも遅くはありませんから、自分の人生設計の構図をはっきり描いておいてください。これが第二ポイントとなります。人生は平均して80年近くあると考え、後30年間で何をしなければならないか、目的をはっきりと捉えておく事が必要です。私たちが65歳になるころには、基本的には定年制の延長が行われ、65歳が定年になるだろう、と言われておりますが、一方では年金は間違いなく65歳からの支給となります。そしてその年金は老人二人を養うには充分な額とは決して言えないでしょう。 そういう背景をしっかり捉えた上で、自分の人生設計を再度見直す必要があるのです。  失業は企業人にとっては一つの人生の転機です。それが少し人より早く来るんだ(通常は定年が転機と考える)と考え、しっかりと今後の人生設計を今のうちから作り上げておくことです。これがきちんと出来ていれば、失業したからと言ってそんなに慌てふためくことはないと思います。 それから、家計のやりくりをすべて奥様に託している、お父さん方、一体1年間にどれだけ使い、これから先どのくらい費用がかかるのかを、しっかりチェックしておいてください。これが判らないと、この後の人生設計はうまく作ることが出来ません。 (もっと詳しく知りたい人は、社団法人 中高年齢者雇用福祉協会ホームページ www//jada-prep.jp の ライフ・マネイジメントの手引き を参照にしてください)  さてここまでできたら、第三ポイントとして、今まで自分やってきた仕事の内容についてすべて棚卸をしてください。そして、自分の売り物(これだと誇れる仕事は何か)が何であるかをはっきりと掴んでおいてください。後で触れることになりますが、自分のセールスポイントが判らずに、再就職先が見つからず、1年以上もプラプラとして苦労している人が沢山いるからです。 中高年に求められるのは即戦力のスペシャリストであることをくれぐれも忘れないでおいてください。  以上の3ポイントが心構えの基本となります。考えてみれば、このことは何も失業予備軍だけに当てはまることではなく、我々の年代には当然のこととして、用意しておかなければならないことのなのです。 皆さん、この「心構え3ポイント」出来てますか? 聡明な皆さん方ですから、きっと出来上がっていることと思います。これがあれば、どんな状況に置かれても自分というものを見失なうことはないでしょうから、慌てる必要もないでしょう。「備えあれば憂いなし」ですネ。  では、次週は「失業中の過ごしかたと実際の就職活動」のお話に移りたいと思います。  それでは又、次回お会いしましょう。 □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ □■ ■           コ  ラ  ム □■ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ 【職員室から】 「業間体操」ってどんなモノだっけ?  F組・鈴木裕太 「業間体操」のいわれですが、終戦後の食糧事情の悪いときに育った子供が、新宿高校に入学してきた昭和20年代、結核が流行した事をきっかけに、当時の体育科の先生が2限目と3限目の間に体操を行うことを思い付き、新宿高校独自の体操を作りました。 曲は小学校低学年向きの体操曲として服部正の編曲という手が加わったもので「自然美運動」という曲を利用しました。 それが現代まで受け継がれていて、私の勤務していた5年前までは2限と3限の間の休み時間は15分を設定していました。(今だにそうかもね) 我々の時も2限と3限の間に休み時間が15分あったと思いますが、業間体操を行う習慣はなくなっていました。 ところが、2年の時か業間体操復活の運動があり、校庭で踊った?記憶があります。 余談ですが、当時の1年先輩の生徒会長を覚えていますか?ロバート・スキナーさんでしたよね。 昨年24回生の30周年同期会にも呼ばれて業間体操を行いましたが、彼が元気に挨拶をしていてとても懐かしく当時を思い出しました。 ※私が踊った業間体操は、7月に作成した25回CDに収まっていますので、ご覧になって下さい。 バックナンバーをご覧になられたい方は、 http://www.chouyou25.jp/shukan-shinjuku/ より、見ることができます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ では、また来週! 感想などは、 henshu@chouyou25.jp 迄お送り下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎◎◎◎◎ 「週刊新宿」(毎週一回発行予定) ◎◎◎◎◎ 発行元:朝陽同窓会新25回同期会 ◎◎◎◎◎ 発行人:25回代表幹事 渡辺康隆 ◎◎◎◎◎ 編集長:斎藤 成 ◎◎◎◎◎ 編集:斎藤 成、渡辺 康隆 ◎◎◎◎◎ 編集技術:土橋 英三 ◎◎◎◎◎ WebSite:http://www.chouyou25.jp/ ◎◎◎◎◎ お問い合わせ:henshu@chouyou25.jp ◎◎◎◎◎ (C)2003 Chouyou25 All Rights Reserved 無断転載禁止 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━