週┃刊┃ 第22号 ━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ○○■○○○○○■■○○○○○○○■○○○○ 2003.12.17発行 ┃ ■■■■■○○■○○○○■■■■■■■■■■ ┃ ○■○■○○■○○○○○■○■○■■■■○■ ┃ ■■■■■○■■■■○○○○■○○○■○○○ ┃ ○○■○○○■○■○○○○■■○■■■■■○ ┃ ■■■■■○■○■○○○■○■○■○○○■○ ┃ ○■■■○○■○■○○○○○■○■■■■■○ ┃ ■○■○■○■○■○○○○○■○■○○○■○ ┃ ○○■○○■○○■○○○○○■○■■■■■○ http://www.chouyou25.jp/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ □■ ■         ニ ュ ー ス  □■ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ ◆25回生に「クリスマス・カード」と「年賀状」をメールで出そう! 今年も押し詰まって参りました。この〔週刊新宿〕来週号の発行日が運良く、24日クリスマスイブにあたります。そこで、22日(月)朝までに以下のアドレスにメッセージをお送り下さい。 また、1月1日元旦も郵便局の年賀状よりも早く?メールで年賀状をお届けします。こちらの受付は29日(月)朝までとします。 今年は新宿高校創立80周年式典、我々25回生の卒業30周年と何かと「高校」を意識させてもらった1年だったと存じます。よろしくお願い致します。(週刊新宿・編集部) 「クリスマス・カード」と「年賀状」あて先 kanji@chouyou25.jp ※MLの仕組み上、添付ファイル、画像は掲載できません。週刊新宿の体裁そのものですので、味気ない?ものになることはご容赦下さい。→ご自身でHPをお持ちの方でしたら、そちらに飛ばせるようにアドレスを掲載されることをお勧めいたします。 ◇今年の10大ニュースを投票で! C組・土橋英三です。 今年は5月に新宿高校創立80周年式典、我々25回生の卒業30周年そして7月には記念誌+CD、メルマガ〔週刊新宿〕発行と色々と話題に富んだ1年でした。 そこで、ML(メーリング・リスト)メンバーに限定して恐縮ですが、『今年の10大ニュース』をMLの投票方式を使って集計したいと思います。 蓋を開けてみないと結果が分からないという選挙結果と違って、投票結果はリアルタイムで判明します。 しかも、その結果を見ながら自分の投票をやり直すこともできます。 最終結果は、12月31日の週刊新宿で発表の予定です。なお、chouyou25のML参加者には自動で結果が配信されます。 ★この「週刊新宿」のメールが配信されている方でも、chouyou25 のML に参加していませんと、投票ができませんので、是非ともこの機会にchouyou25のMLに参加をして下さい。 参加するには、できれば、http://www.chouyou25.jp/registration/ より登録して頂き、近況報告をお願い致します。 そのような時間はないという方は、chouyou25-subscribe@egroups.co.jp にメールを送って頂くだけでも簡単に参加は可能です。 http://www.egroups.co.jp/polls/chouyou25 に投票箱を作りました。 投票をするには、まずはこのページに行って下さい。 「投票のテーマ」というタイトルの下に、 2003 新宿高校+25回 10大ニュース ★複数選択可 □メルマガ「週刊新宿」発刊 □25回ML登録数が高校同窓会で全国2位 □吉江先生、元気に上野の美術館に出展 □久保田君、「朝陽の館」HPを立ち上げる □32年振りに故・半田君の縄跳びの縄の謎が解ける □新校舎建設に伴い、プールが閉鎖→以降2年間プールなき水泳部に □パイパー森君、バグパイプ演奏会 □新宿高校創立80周年記念式典開催 □25回生、卒業30周年記念同期会開く □卒業30周年記念CD+記念誌発行 □新宿高校が単位制高校へ(女子生徒の数が男子を上回る) □嵐の塩見合宿実施 □三木坊、生臭説法+シタール演奏会 □行方不明者、「発見」相次ぐ というような14項目が表示されていると思います。 複数回答可となっていますので、投票したい各項目の左にあるチェック・ボックスをクリックして、チェックを入れて下さい。チェックを全く入れないということはできません。一つでも結構です。二つ、三つ付けることもオーケーです。 初めて投票するときは下の部分に何も投票されていませんが、投票後に、[投票]ボタンを押して頂くとその場で現在の投票結果が表示されます。 投票が終わりましたら、ブラウザ(Internet ExplorerやNetscape等のインターネット閲覧ソフトのこと)を閉じるなり、他のページに行くなりして構いません。 その後の投票結果が気になったら、後日、再度投票結果を見て投票しなおすこともできます。 二回目に訪問した時は、前回、自分が投票した状況が表示されます。 チェック項目を増やしたり、減らしたりすることができます。 YAHOO! eGroups さんが作った仕掛けですが、何と良くできている仕掛けでしょうか。 どこかの国の選挙に同じような仕掛けを採用したら、投票結果に民意がもっと反映されることでしょう。 ついでに、投票すると自動的に宝くじに参加できるというようになっているともっと投票率が上がることでしょう。 残念ながら、今回の投票には1億円が当たったりというような宝くじは付いていませんが、Project35と同様に100%参加が目標です。 実は、この投票システムを使うのは二度目です。 25回のホームページを開設するときに、ドメイン名は何にしようかなというときに、テスト的に作ったことがあります。しかし、その時は幹事の独断で「 chouyou25.jp」 に決定させて頂きました。 今後も、皆様のご意見を反映して決定したいような時にこのシステムをうまく利用していきたいと考えております。 □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ □■ ■           コ ラ ム (連 載 T) □■ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ 【ピロティーから】 ■高齢転職も辛いぞ!(1) C組・斎藤成(ボリュウムが多くなったので、松村君のお勧めで2回に分けます)) ◆東京都の高齢者実践セミナー 松村君の長期連載を受けて、私が仕事上、15年間続いている東京都と協働で行ってきた業界活動として高齢者就業の例をご紹介したい。 昭和63年、東京都の役人と(財)東京都高齢者事業振興財団の事務局長が私の事務局を訪れた。当時の専務理事と私が応対した。「これから高齢化が急ピッチで進んでいく。東京都では今後サラリーマン、公務員、教師といったホワイトカラー層が他の道府県に比べて多く定年を迎え、老齢人口の比率が高まる。そこで、行政として働く意欲のあるホワイトカラーに第2の就業先を提供したい。高齢者を福祉の対象として見るのでなくホワイトカラー層に向いた就業の場を作りたい。ホワイトカラー層を、定年後ガードマンやビル清掃に向かわせることは得策ではないはず、彼らの経験と知的生産性を活かせる道を探りたい」という趣旨であった。 当時の専務理事が「印刷業は文化性の高い業種であり、これからのOA化の時代に高齢者に向く機器の利用と経験を活かす職場は提供できる」と大見得をきった。(ワープロ全盛でパソコン普及前夜という環境だったし、バブルの最中で人手不足という事情もあった) それからが大変であった。全戸配布の『広報東京都』に高齢者向け「実践ワープロセミナー」と銘打ち1ケ月半、無料で講習を行い、その後、印刷業界での再就職を保証する---という謳い文句の公告である。申し込みは殺到した。25名募集に450通の応募ハガキである。時効だから申し上げるが、面接選考はせいぜい100人が限界、そこでハガキをアットランダムに抽出して100人と面談、面接する当会の役員も判断基準が曖昧(個々バラバラ)、それでも25名にNECから貸与してもらったパソコンを1人1台与え、色々な前職を持った57歳から65歳の高齢者に50日間かけて、印刷技術とワープロ、パソコンの技術を教えていった。元タイピストの女性たちの上達は早いが、ゼネコンの部長さん、銀行マン、教師は全く手の動きが悪く、往生したりもした。一方、カルチャー気分で受講する生徒も多かった、1度の面接では「趣味の人」を見破れない(彼らは迫真の演技をしてこられる)。カルチャー的に受講されると教室のムードも損なわれるし、受講の選に漏れた他の人に申し訳がないし、税金の無駄となり、私もそうした人を叱ったこともあった。(最近の人は皆さんマジメ) 就職に際して15年も前のことだったから当業界も人手不足、直前まで一流企業のバリバリの人材なら採用してみよう、東京都の肝いりならば受け入れよう、とめでたく全員就業となった。こうしたトライアルは行政も業界も本人達も全て初めての経験、まして自社に高齢者がいない印刷会社にとっては雇用スタイルを創る所から始まった。中小企業にとって手探りの連続である。 ◆行儀作法を教え、職場を変身させた元秘書 ここで15年間のなかでのエピソードを少し紹介しよう。 超有名女子大出の秘書経験者のケース=行儀作法や電話の応対もままならない10名の女子ワープロオペレータの中に入った彼女は、いくら現場の女性オペレータとはいえ、挨拶もできないようでは将来大変と思い、靴の揃え方から電話の受け方、挨拶のしかた、食事のマナーまで徹底的に指導し、半年後には見事にワープロ職場をレディーの集団に変貌させた。 別の女性でピカピカの元秘書は、雇った社長が対応の方法が分からず、「○△さん、この仕事やって戴けませんか?」と敬語を使ってしまい、社内の顰蹙をかったケースもあった。 困ったこともあった。大企業ならば労働組合があることは当然だが、中小の印刷会社には労組は殆どない。権利関係が曖昧な中で、ある女性闘士は3ケ月たった所でいきなり社員諸氏を前に「労働者諸君、このような劣悪な労働条件を改善させよう。」とブチ上げた。驚いたのは経営者でなく、当の労働者諸君たちであった。 学校の国語の先生は、国語力を発揮、校正もプロとしての手腕を発揮された。美術の先生は絵心を生かし簡単なデザイン、イラストを描いて顧客から喜ばれた人もいる。校長先生は自分の人脈を使い、仕事を取ってきたり、知人の自費出版をしてあげるという営業活動を展開してくれたこともあった。銀行マンは入った会社の経理を任され今も経理部長として活躍している。新聞社38年のベテラン編集者は見事なレイアウトとキャッチコピー作りに才能を開花、なくてはならない存在になっている。 意欲的な取り組みもあった。講習の卒業生3人が業界と東京都と相談して協同組合を作り、共同して営業活動と生産活動をする画期的な取り組みである。しかし、所詮素人の「印刷会社」である。3人の意思疎通も乱れはじめ、2年を待たずに解散となってしまった。 失敗例では、税理士さんのケースがある。税務署をリタイアすると税理士の資格が付与される制度があるようだが、肩書きだけでは開業はできないと悟り、講習を受けにきた。成績は良かったがプライドが邪魔をして、入った会社で社長と衝突、離職された。 大手でダムの受注を行っていた部長さん、印刷物の受注は2万〜3万円といった小さいものから大きくても500万円程度(印刷会社はその積み重ねで売り上げを確保している)、一仕事何十億円というケタの受注をしてきた人にすると印刷の細かい見積もりや入札で数千円の勝負に嫌気がさしてリタイア。 就業先が見つからない方は私の事務局で働いてもらったこともある(今もお一人頑張ってくれている)。 今で言うセクハラも起こった。大手の営業部長さんだった彼は、前の職場で日常から女性社員のお尻をさわることをコミュニケーションの手段としていたとのこと、入った会社でそれをやってしまった。結果として風紀を乱したということで解雇となった。…大らかな話かもしれない。(つづく) バックナンバーをご覧になられたい方は、 http://www.chouyou25.jp/shukan-shinjuku/ より、見ることができます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ では、また来週! 感想などは、 henshu@chouyou25.jp 迄お送り下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎◎◎◎◎ 「週刊新宿」(毎週一回発行予定) ◎◎◎◎◎ 発行元:朝陽同窓会新25回同期会 ◎◎◎◎◎ 発行人:25回代表幹事 渡辺康隆 ◎◎◎◎◎ 編集長:斎藤 成 ◎◎◎◎◎ 編集:斎藤 成、渡辺 康隆 ◎◎◎◎◎ 編集技術:土橋 英三 ◎◎◎◎◎ WebSite:http://www.chouyou25.jp/ ◎◎◎◎◎ お問い合わせ:henshu@chouyou25.jp ◎◎◎◎◎ (C)2003 Chouyou25 All Rights Reserved 無断転載禁止 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━