週┃刊┃ 第48号 ━┛━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ○○■○○○○○■■○○○○○○○■○○○○ 2005.08.10発行 ┃ ■■■■■○○■○○○○■■■■■■■■■■ ┃ ○■○■○○■○○○○○■○■○■■■■○■ ┃ ■■■■■○■■■■○○○○■○○○■○○○ ┃ ○○■○○○■○■○○○○■■○■■■■■○ ┃ ■■■■■○■○■○○○■○■○■○○○■○ ┃ ○■■■○○■○■○○○○○■○■■■■■○ ┃ ■○■○■○■○■○○○○○■○■○○○■○ ┃ ○○■○○■○○■○○○○○■○■■■■■○ http://chouyou25.jp ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ □■ ■   北陸の郷(くるがのさと)訪問 ■ はぐれ雲ツアー 第三弾報告 □■ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ B組・篠原(森)厚子 夏休みで大混雑の羽田から30日(土)の朝、富山空港へ飛び、川又さんの「はぐれ雲」と、昨年11月末にオープンした「北陸の郷」に行ってきました。ツアー企画では無かったのですが、齋藤氏が昨秋、第二弾という報告をしているので、こんなタイトルにしてみました。この日は、父母研修会の日。 今回は「NOLA」という奈良の塾との合同なので、そちらの御一行 も来ていて、いろいろな子がじゃらじゃらいました。当然、川 又氏は忙しい日でしたが、昼時に数百メートル離れた「北陸の 郷」に連れて行ってくれて、御食事処「くるが」で和風パスタ とアウグスビールをいただきました。噂の坂本健二氏(C組)が作った?ビールです。初めて飲みましたがとてもおいしい!基本的に私はビールは あまり趣味でないのだが、これはおいしかった!!まだ、飲ん でいない方には是非一度飲むことをお勧めします。パスタのお味もとてもよい。近くの授産施設の方が作ったキーホルダーが販売されており、また、授産施設から女性が一人バイトに来ていました。2階は研修棟、今4部屋中2部屋はバイト、就職に踏み出した子ども達の寮になっていました。はぐれ雲の共同生活からは出て、本当に独立するために、川又さんやスタッフの目の届く場所での準備期間、という位置づけのようです。川又さんの奥さんの佳子さんに聞いたら、ご飯ははぐれで食べて、弁当もここから持って仕事に出掛けるのよ、と言っていました。 ここは昨年の11月末にオープン。陽がたくさん差し込んで明る く、一段高くたたみフロアがあり、広い居間という雰囲気。 この日はデイサービスにお一人しか来ていなかったけれど 、万願寺流は普通に過ごすことらしく、お昼も隣でスタッ フが並んで食べてはいましたが家でじいちゃんと一緒にご 飯食べているって感じでした。午後は将棋を指そうか、と相談をしていました。スタッフの一人が作っている梅干しを一つつまませて貰ったら美味しかった。俺にも楽しませろ!と言って、定年前に仕事やめてここの事務長になられたAさんとも会いました。こんな風に、子ども、若者、大人、年寄り、みんながいて、必要としている処へ必要な事が提供される場って大切です。何かをやってあげる立場にいると、きっと、それ以上の何かを受け取っていることに多分気づきます。それは、今の若者にとても必要なこと。 そのあと、川又さんの畑と田んぼをぐるりと案内してもらいました。「てんたかく」「万乃うらく」の田んぼ、マガモたちもいました。白鷺が何羽もいました。午後は、人数の関係で選手の貸し借りありのチーム編成で「はぐれ」と「NOLA」の対抗野球試合。うまいのから下手なの、派手なのから寡黙なのまで、いろいろな子ども達(プラススタッフの大人たち)で、珍妙な試合が面白かったです。途中から雨が降り始め、はぐれ雲が負けで切り上げ。 夕方、研修会が行われる立山の麓へ移動、一時の激しい 雨も上がりの涼しい風が吹きました。宿泊するロッジ前で大々的にバーベキュー、運んできたオードブルやお寿司、パイナップルも並べて、青いシートを敷いたお座敷宴会席(?)では、すでに石原さん(里親をやっていて、はぐれの子ども達の面倒もみている)、島崎さん(画家、高校の美術教師)、らが酒盛り中。寮生や親御さんとともに食べて飲んで歓談。バイトの子ども達は、仕事が終わってから合流、勤め先からの刺身の差し入れがあったりして、はぐれ雲が地域に根付いていることがよく分かりました。ジャグリングの披露や花火もあり楽しく一次会終了。 近くの温泉にお風呂に入りに行ったあと二次会。 大広間(と称する一番大きい部屋、男性の泊まり部屋)で酒盛り。 川又さん、石原さん、島崎先生、はぐれのスタッフ(若い男性2人と女性がひとり)、NOLAの社長、寮生のお父さん5人、お兄さん一人、後から奈良のスタッフひとり、はぐれのOGひとり・・・・ってところ。「こちらは?」「川又さんの高校の同級生です」、「同級には見えないねえ」、2人口を揃えて「でしょう、私(俺)の方が下に見えるでしょう?」。まじめな議論と馬鹿話、石原さんの子育て論、家庭内の男女役割論、島崎先生と川又さんの掛け合い漫才(?)、等々。お母さん方は、ジュースとお菓子で各部屋で懇談したらしい。一時半ころ解散。 翌朝は7時半朝食、8時半からミーテ ィング。隅っこで聞かせてもらいました。自己紹介と子どもに関して一言全員が言いました。共通した問題を抱えている人の話を聞くことは参考にもなり、また苦しい思いをしているのは自分だけでないという支えにもなるのでしょう。子どもを入れたいと思い、見学がてら連れて来ようとしたが、聞き入れないので親だけ参加したというお母さんは、話し始めからすでに涙声で、周りの親はもらい泣きしていました。苦しかった時を思い出していたのでしょう。親たちは、解散後、そのまま帰る人あり、子どもと買い物をする人あり、はぐれに立ち寄る人あり。 川又さんは、面接が何件かあり忙しそうでした。私は「はぐれ雲」、「北陸の郷」の近所をプラプラ散歩、地元のおばあさんと道でちょ っとおしゃべりをし、「はぐれ雲」でコーヒーただきながら、佳子さんとしばし話しました。昼に は、また「北陸の郷」へ行き、事務長のAさん、秋の齋藤氏の報告にもあった元町会議員のMさん、はぐれの子ども 達をアルバイトで雇っている建築会社の社長のMさんが3人で畳コーナーで歓談していると ころに入れて貰い、二日続けてアウグスビール。社長さんは用があると言ってすぐ帰られたが、後の2人はお寺の草刈奉仕活動の慰労とかで、ゆったりとしていました。川又さんの高校時代の様子を聞かれたり、癌の話、活性酸素の話から、アガリクスに話がとび、シメジ、山菜とりへ発展し、今の子どもは山で迷ったら死んでしまう、生きる術を知らない、親が教えないんだ、と話は尽きません。そのうち、雨がじゃんじゃんぶりに降り、・・・このまま行くと延々宴会になりそうな気配でしたが、さすがにそれはやめてはぐれのスタッフにくっついて帰りました。 午後、近く神通川のほとりの温泉に連れて行って貰い、水をたたえた川を行くカヌーを眺めながら露天風呂に入り、いい気分。はぐれ雲に戻り、みっちゃん(長男)にメキシコ研修の話や、はぐれに来たお父さんの友達の話を聞きました。彼は、高校の時のお父さんにとても興味があるらしく、どんな感じだった?おばちゃん仲良かった?等々のご質問。お父さんの友達はみんな面白い、と言っていました(これまで行った皆さん、あなた方のことですよ)。思わず「私も?」と聞いてしまった。 満願寺でお目にかかった、 川又さんを支援している地元の人たちもみんな個性的でした。川又さんの周りには、そういう人しかいないのでは?と思うほど(というか普通の人だったら、そんなに熱心にやらないだろう)。でも、みんなとても素晴らしい人ばかりでした。私も、みっちゃんに今度来るときは、もっとたくさん友達つれてきてね、と言われました。まあちゃん(次男)も、すごくいい感じです。寮生にとってこの2人の存在はとても大きいと想像に難くありません。ある寮生にとっては、まあちゃんは精神安定剤なんだよって川又さんが言っていましたが、見ていてもそれがよく分かりました。 夕方、空港まで送って貰って、買うならこれって教えて貰った土産を買い、氷見うどんを食べて、「さよなら」しました。いやー楽しかった。今度は、もう少し大人数でツアーしましょう!で、子ども達と話して、おじさん達と話して、温泉入って、宴会して、・・・って結局いつも宴会にたどり着いてしまう篠原の富山レポートでした。       □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ □■ ■   9月10,11日に朝陽祭、バラ会も出展! 10,22はバラ鑑賞会 □■ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ 今年の「朝陽祭」は9月10,11日に開催されます。是非OB諸氏・諸姉も顔を出して下さい。バラ会も参加しましのでご参加下さい。ところで、秋のバラ鑑賞会は10月22日(土)です。 □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ □■ ■   ラオスの映像が… 9月2日に研究会! □■ □□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□ C組・斎藤成です。先般A組・久保田君が長期出張を予定していたラオスですが、私が役員をしている日本カンボジア友好協会が主催して「ラオスは戦場だった」と題する勉強会を開催します。 日時は9月2日(金)午後6時〜8時 会場は千代田区富士見区民館(千代田区富士見1-6-7)飯田橋駅下車5分 講師=竹内正右氏(フォトジャーナリスト) 連絡先=09-3234-3717 ************************************************************************** バックナンバーをご覧になられたい方は、 http://chouyou25.jp/shukan-shinjuku/ より、見ることができます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ では、また来週! 感想などは、 kanji@chouyou25.jp 迄お送り下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎◎◎◎◎ 「週刊新宿」(不定期刊) ◎◎◎◎◎ 発行元:朝陽同窓会新25回同期会 ◎◎◎◎◎ 発行人:25回代表幹事 渡辺康隆 ◎◎◎◎◎ 編集長:斎藤 成 ◎◎◎◎◎ 編集:斎藤 成、渡辺 康隆 ◎◎◎◎◎ 編集技術:土橋 英三 ◎◎◎◎◎ Website:http://chouyou25.jp ◎◎◎◎◎ お問い合わせ:henshu@chouyou25.jp ◎◎◎◎◎ (C)2003-2005 Chouyou25 All Rights Reserved 無断転載禁止 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━